掃除の王様、プレコ。
この熱帯魚は、南米に生息するナマズの仲間で、アマゾン川の上流の清流から下流の泥中まで幅広く生息していて、その種類も200種以上と言われています。
プレコの仲間は、流木や岩についたコケをヤスリのような吸盤状の口で削り取るという変わった習性があります。この修正が、水槽内のコケ取りとして大変役立つことから、掃除の王様として人気が落ちない熱帯魚です。
■プレコ水槽の大きさ
プレコを飼育する水槽の大きさは、60センチ程度で良いでしょう。
種類全体で大人しい熱帯魚なので、あまり大きな水槽を必要としません。
例外になりますが、大型プレコは縄張り意識が強いので、同種内でも争う可能性があります。
90センチ以上の水槽で単独飼育してください。
なお、流木や鉢などで隠れ家を作れば、60センチ程度の水槽でも
小型プレコを複数飼育することが可能です。
■ろ過
プレコには、ヤスリのような吸盤状の口があります。
掃除役として定評がありますが、コケだけでなく流木も削ぎとります。
意外にも水槽内にゴミが溜まりやすい状態になります。
なので、底面フィルターの使用よりも管理が容易な投げ込み式のフィルターや上部フィルター
を使用することをお勧めします。
それでも、底面フィルターを使用したい場合は、外部フィルターや吸い込みが強力な
上部フィルターを複数組み合わせて使用しましょう。
ゴミをたまり難くすると共に、水質悪化に敏感なプレコに効果的です。
また、プレコは、水中溶存酸素の高い環境を好みます。
排水口やエアーレーションを利用して環境づくりをしましょう。
■プレコが好む水質と水温
実はプレコと言っても、生息していた環境によって好む水質が違ってきます。
混泳可能と言われているポピュラーなプレコでしたら、中性の水質で大丈夫です。
水温もほぼ20~26℃の中に納まっていれば、問題ありません。
しかし、あまり神経質でなさそうな印象を受けますが、
プレコは高水温や水質急変には弱い魚です。
異常気象が叫ばれている夏は、プレコにとってもキツイものです。
十分にエアーレーションをし、水質の急変を避ける為に必要以外の水換えは避けましょう。
■プレコと混泳
プレコとの混泳できない熱帯魚は、セベラムやディスカスなど表面積の多い熱帯魚や肺魚
または、ポリプやガーなどの動きの鈍い熱帯魚です。
理由は体表をプレコになめられてしまうからです。
また小型プレコを南米産の小型シクリッドやテトラ類と一緒に飼うことには問題ありません。